じゅん の告白部屋

女友達.4


(えっ!?)

AYAさん、ご自身のスキャンティを脱ぎ始めて、そして...
私に、自分のスキャンティを穿かせたのです。
そして、AYAさん自身は、私のスキャンティを...

(えっ!?えっ!?何?何なの!?)

そしてそのまま無言でおトイレから出て行かれました。

(・・・・これって...?)

訳も分からないまま、とりあえず席に戻りました。

宴が終わった後の帰り道。
主人が同僚の方と(皆さんいささか、いえ、結構酔っ払い)前を歩いていて。
私はAYAさんと歩いていました。
でも、二人とも無言で。
突然、AYAさんがぼそっと。

「悔しいな」

悔しい?何が?...怪訝な顔をしていたのでしょう、私は。
そんな私を見てAYAさんは苦笑しながら、淡々と、

「悔しいのよ。じゅんちゃんがTさん(主人です)と会う前に、
  会いたかったから。」
「え?」
「Tさんの愛奴になる前に...奴隷妻になっちゃう前に...
  出会いたかったのよ」
「・・・・」
「絶対、私のマゾネコにしてやりたかったわ...」
「・・・・!!」

赤面してしまいました。小娘じゃあるまいし...

「あ、歯が浮く、って思ったでしょ?」
「えっ?いいえっ!」
「いいよ、もう、ね。」

そう言ってAYAさんは少し小走りに進み。

「だから、悔しかったから、今日は意地悪して虐めてあげた。
  Tさんに言っちゃダメよ?これって、私の復讐なんだから」
「復讐!?」
「そ。じゅんちゃんやTさんにとっては、謂れ無き理不尽な、ね。
  私の我が儘な復讐」

そう言って笑っていました。


後日、主人と話しているうちにAYAさんの事になって。
彼女はどう言う訳か、パートナー(無論、マゾッ気のある女性)と
長続きしないようで。
あの飲み会の直前にも、彼女と別れたそうで。
主人曰く

「お前ってさ、実はあいつの好みの『ど真ん中』らしいんだよな」

と。

(ど真ん中、って言われても、困るなぁ...彼女、嫌いじゃないけど。
  私には旦那様っていう御主人様がいるんだし...)

と、慣れない悩み(?)を暫く抱え込んでしまいました。

(それにしても...)

主人とAYAさんて、普段どんな会話しているのよっ!とちょっと
妬きもち焼いてしまいました。
そんな彼女は実は今でも「SM」とは関係なく「女友達」として
付き合っている私です。
いえ、「だからこそ」友達つきあいできているのかな?
言葉では上手く言い表わせません。
でも、大切な友人なのです。


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